試写会にて、IMAX 3Dで鑑賞
■総評(GOOD)
・役者の演じる「本当の自分とは違うゲーム内のキャラ」が非常に面白い
・テレビゲームを攻略していく感じがワクワクする
・青春物としても楽しめる
■総評(BAD)
・アクションの見どころはあまり無い
・ストーリーは良くも悪くも王道
役者の演技がとにかく面白い
現実世界で冴えない人はイケてるキャラに、イケてる人は冴えないキャラに、
というギャップを表現している演技が凄く面白かった。
これだけでも見る価値が有ると思えるほど愉快。
ドウェイン・ジョンソンとジャック・ブラックは期待通りに面白かったが、
それ以上にカレン・ギランが良かった。
特に「男を誘惑するのよ!」からのシーンに爆笑。
観客席が常に笑いに包まれていて、
「映画館で大勢の人と一緒に見てよかった」と思える作品。
ゲームの攻略と登場人物の成長
前作はすごろくだったが、今回はテレビゲームの中が舞台。
テレビゲーム独特のネタが多数あり、それを攻略していく様子が楽しかった。
また、それぞれ問題を抱える少年少女達が、
ゲームの攻略を通して人間的に成長していく様子もしっかり描かれていて、
青春物としても非常に面白い。
アクションとストーリーはそれなり
笑えるシーンが多い点と、青春物としての完成度が高かった点は良かったが、
CGやワイヤー頼りのアクションにはあまり面白みが無かった。
3回死ぬとゲームオーバーという設定もそこまで活かされておらず、
あまり緊張感がなかったのも残念。
それアリなのかよ!という後出し設定があったのも良くなかった。
ストーリーは良くも悪くも王道で、
大人が見るにはちょっとつらいかなという感想だが、
変な捻りがなく安心して楽しめるという意味ではプラス評価でも有る。