ゼノブレイド2のサウンドトラックを購入したのでレビュー。
今回購入したのは『豪華CD音楽コンプリート盤』です。
本当は『豪華USB音楽コンプリート盤』が欲しかったものの、
限定2000個は瞬く間に売り切れたため購入できず……。
あまりにも大ボリュームで全てのレビューをするのは大変なため、
紹介したい箇所が新たに出たら適時追記したいと思います。
※別記事にてゼノシリーズの考察を行っています
ゼノブレイド、ゼノブレイド2、ゼノギアスの関係を考察 - 椅子と椅子の間から観る
内容物について
外装
「天の聖杯」である翠玉色のコアクリスタルをイメージしたパッケージ。
非常に格好良いだけに、表面左側に輸送中についたと思われる傷が有るのが残念……。
描き下ろしイラストカード&しおり
裏面には作曲陣のサインとメッセージ。
後述するブックレットがページ数が多く読みのに時間がかかるので、
しおりが付いているのが非常に嬉しい。
CD
計6枚、全126曲。
金色加工にキャラクターのイラストが高級感たっぷり。
2枚目右下の「X」に丁度反射が写り込んで良い感じに。
曲自体の感想については後述。
ブックレット
124Pの大ボリューム。
・各曲の説明
・ゲーム開発の工程
・作曲の工程
・レコーディングの工程
・総監督:高橋哲哉の仕事について
・モノリスソフトスタッフ、作曲家達、それぞれの座談会
など、非常に濃くて興味深い内容が満載。
ゲーム業界の人間でなくとも、仕事をする上でとても参考になりそうな一冊。
特に気になる箇所について、改めて追記する予定。
ピアノスコア
タイトル画面等で流れる曲「在りし日のふたり」のピアノスコア。
残念ながらピアノを弾けないどころか楽譜も読めないので、豚に真珠な一品。
楽曲について
良かった点
本作の曲が最高に素晴らしいのはゲームをプレイした人なら分かると思うので、
とりあえず、良かった点については省略。
どれか一つ挙げるなら、一部強敵とのバトルで使用されている、
DISC1の13「Incoming!」がゼノブレイドらしい派手でロックな感じで特にお気に入り。
残念な点
①曲の繋ぎがおかしい箇所が有る
これはかなり致命的。
DISC2の9「フレースヴェルグ傭兵団」~10「フレースヴェルグ傭兵団/夜」が該当する。
9曲目の最後が中途半端な箇所で途切れており、
10曲目の最初が9曲目のフェードアウト~10曲目へのフェードインとなっているので、
聞いていて非常に気持ち悪い。
ネット上の情報を見ていると、
USBメモリ版やデジタル配信版では問題ないとの事なので、
CD版にのみ発生している不具合か?
この点に関しては明らかに不良品なので現在発売元に問い合わせ中だが、
限定生産品なので恐らく交換などの対応は難しいだろうと思う。
(2018/5/24)
『ゼノブレイド2 オリジナル・サウンドトラック』初回製造分DISC2不具合のお詫びと修正版のお知らせ
公式で不具合が認められ、無料交換となりました。
該当する方は、申請して交換してもらいましょう。
(2018/6/1追記)
②サントラ版のアレンジが奇妙
DISC2の14「行く手を阻む者たち」が該当。
メロのシンセでのリード音の音色が大幅に変更されて気の抜けた感じになっており、
正直に言って非常にダサい。
ゲーム中で聞く機会が多く印象的な曲なので、
「そもそも、なぜアレンジ版を収録したのか?」と非常に疑問。
総評
一部不具合やアレンジへの疑問など残念な点は有るが、
凝ったパッケージや、非常に情報量の多いブックレットなど、
「買って良かった」と思えるまさに豪華版。
異常に情報量の多いブックレットは「ゼノ」らしさを感じる珠玉の逸品だ。