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【映画感想】ニンジャバットマン【ネタバレ無し】

■総評(GOOD)

・アクションてんこ盛りのノンストップ超ハイテンションな展開が最高

・作画のクオリティが凄まじく高く、アニメとしては古今東西でトップレベ

・序盤の丁寧なバットマン要素からの後半のぶっ飛び具合が凄まじい

ジョーカーが最高に魅力的

 

■総評(BAD)

・やりすぎな展開で萎えてしまった箇所も有り

・戦国時代という舞台設定をあまり活かせていなかった

 

 

凄まじくクオリティの高いアニメーション

とにかく凄まじい映画だった。

何もかもがとんでもないのだが、まずアニメとしてのクオリティが非常に高い。

 

全く乱れることのない作画で、最初から最後まで超絶アクションで動きまくり。

 これすげー制作費かかってない?大丈夫?と余計な心配をしてしまうほど。

 

そしてアニメとしてのクオリティの高さが一番活かされているのが、

メカやアクションではなく、ジョーカーだと思えるのが素晴らしい。

 

大げさに動き回り、

現実離れした表情の豊かさを思う存分見せつけてくれるアニメならではの表現。

 

ジョーカー役の高木渉の演技も素晴らしく、

ジョーカーを見るためだけを目的にしても満足できる。

 

勿論、バットマンのスーツやモービルも非常に格好良くて、

この制作陣でゴッサムシティを舞台としたバットマンも見たい!

と思えるのも良い。

 

そしてキャットウーマンが最高にエロ可愛い。本当に素晴らしい。

ハーレイクインも魅力的で、この二人のバトルはもっと見たかった。

 

ほんとうにもう、サービス精神が天元突破している作品だ。

 

イカれた展開の連続

『何割の観客がどこで振り落とされるかな?』と試しているかのような狂気に満ちた展開の連続で、

常にハイテンション&超絶バトルが続く。

 

1時間25分という短めの上映時間だが、

体感としては3時間以上の超大作を見たような心地よい疲労感を覚えた。

 

ただ、これは欠点でも有り、

ハッキリ言ってこれもうバットマン関係ないよね?とも感じた。

個人的には猿軍団が許容範囲外で萎えてテンションが下がってしまい、残念だった。

(ただ、その後の最終決戦が超最高だったので、盛り返してくれて良かったが。)

 

もっとも、強大な相手同士が戦っている所で、

為す術もなく立ち尽くしている姿もバットマンらしいと言えばその通りなのだが。

 

多数のアニメ作品を見ているアニメオタク向けなのが否めず、

中々人にオススメできない作品である事も確か。

だが、それで良いのである、これはそういう頭のおかしい映画なのだから!

 

ストーリーや世界観はイマイチ

せっかくの戦国時代要素はあまり活かされているようには思えなかった。

バットマンのゲームで戦国時代スキンを適用しました、という程度の印象。

 

この舞台設定ならではの展開やアクションをもっと見せて欲しかった。

 

また、2クールのアニメを1本の映画にぶち込んだような濃密さは良かったのだが、

ストーリー自体はとっ散らかりすぎていて、ちょっと集中して見れなかった。

 

魅力的なキャラクターと凄まじいアクション、

ぶっ飛んだ演出を見れればそれで良い映画では有るが、

変に「意外な展開」を連続させようとして失敗していたように感じた。

 

加点方式だと高得点、減点方式だと低得点になりそうな、

良くも悪くも評価の分かれる作品だと思う。

 

しかし、ここまでイカれた作品を作ったスタッフと、

この内容を許可したDCには、心の底から賛辞の拍手を送りたい。

 

 

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