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【映画感想】インクレディブル・ファミリー【ネタバレ無し】

■総評(GOOD)

・能力バトルが史上最高と言えるレベルで面白い

・家族ドラマ、社会派ドラマとしても非常に面白い

・音楽が良い

 

■総評(BAD)

・敵の魅力がやや薄い

・イラスティガールの吹き替えが若干棒読みっぽい

 

 

様々な要素を高レベルで詰め込んだ超傑作

とにかく面白い映画だった。最高に面白い。本当に面白い。

 

まず、スーパーヒーロー物としてのアクションが素晴らしい。

古今東西あらゆるヒーロー映画の中で一番じゃないかと思えるほどだ。

 

様々な能力を工夫を凝らして使用しており、

フルCGならではのド派手なアクションでテンション上がりっぱなし。

 

前作でも思ったが、ゴム人間というだけのイラスティガールの汎用性の高さが凄い。

それと個人的にはポータル使いのアクションが特にお気に入り。

 

宣伝で強調されている家族ドラマ部分も非常に面白い。

今作ではとある理由から母(イラスティガール)が仕事に行き、

父(インクレディブル)は子育てに奮闘するという構図になるのだが、

この現代的な家族問題にスーパーヒーロー特有の問題を絡めてくるのが楽しかった。

 

また、ヒーローが社会に与える影響を功罪両面でしっかり描いているのも良かった。

割と重めのテーマを扱っているにも関わらず、

それを軽快なテンポで見せてくれるバランス感覚の良さが凄い。

 

この映画を楽しめない人はそう居ないんじゃないかな?

と思える超傑作。

 

ほとんど欠点のない名作だが……

どこをとっても高レベルで面白い本作だが、

イラスティガールの吹き替え(黒木瞳)の棒読みっぽさが非常に残念だった。

 

ドラマパートでは問題ないのだが、アクションシーンになるとちょっとキツい。

今回はイラスティガールが主人公の立ち位置で出番が多いので、余計に気になる。

 

それと、敵にもっと魅力が有れば完璧だったのにな、と感じた。

正確に言うと敵のキャラクター性に魅力は有ったのだが、

敵側の描写が少なかったので勿体無いなぁという印象。

 

ただ、マーベル・シネマティック・ユニバースも、

DCエクステンデッド・ユニバースも、

ヒーロー側の描写に重きを置くためにヴィランの魅力があんまり無い、

というパターンが多いのでこの辺りは1本の映画にまとめる為には仕方ないのかも知れない。

 

 

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