■総評
・良くも悪くも原作通り
・王騎は完璧過ぎてもはやギャグ
・アクションシーン豊富で見応えあり
・衣装や背景美術も凝っており違和感なし
また佐藤信介監督が期待に答える漫画の実写映画化をしてくれた!
とにかく原作に忠実で、原作ファンから大きな文句が出る事はほぼ無いだろう、
と思える出来栄え。
特に王騎の再現っぷりが完璧で、濃すぎるキャラがもはやギャグなのだが、
少ない出番で多大なインパクトを残しており素晴らしかった。
アクションも豊富で見応えあり。
やや切り替えが多くてガチャガチャした演出になっているものの、許容範囲内。
邦画の漫画実写映画化にありがちな安っぽさも無く、
佐藤組の仕事の丁寧さは本当に毎回素晴らしくて安心感が有る。
あと、長澤まさみのワキと太ももがエロかったです。
ただ、原作通りなのにも欠点があって、
セリフがくどいので映画としてみると冗長に感じてしまうシーンが多かった。
しかしこれもインタビュー等を見ると、
原作の原泰久先生の強い意向でこのような演出になったそうだ。
佐藤信介監督は映画だからもっと映像で見せたったものの、
そこは最終的に原作者の意見を尊重したそうだ。
個人的には映画らしい演出を重視して欲しかったなと思うものの、
原作ファンとしてはキンダムの良さは熱い台詞に有るのも分かるので、
難しい判断だったとは思う。
あと、長澤まさみのワキと太ももがエロかったです。