■総評（GOOD)
・迫力の怪獣バトルが盛りだくさん
・日本のシリーズをリスペクトしたアレやコレやが最高
・怪獣バトルを邪魔しない程度にしっかり練られたストーリー
・エンドクレジットも熱くなれる演出有り
■総評（BAD)
・相変わらず暗いシーンでのバトルばかりなのは不満
・ある程度ゴジラシリーズを見たことある人向けで、新規の人は説明不足に感じそう
・音楽と効果音両方がうるさくてゴチャっとして聞こえる場面が多い
感想
とに！かく！超！最高！！だった。
ゴジラ好きに向けた演出が盛りだくさんで、
まさに「ゴジラ好きのゴジラ好きによるゴジラ好きの為の映画」。
全作で物足りなかった要素が詰め込まれており、胸焼けを起こすかと思うくらい濃密な内容。
ゴジラ、キングギドラ、モスラ、ラドン、それぞれにしっかり見せ場が有り、
上手くハリウッド向けにデザインし直された姿も最高に格好良い。
特に、監督がラドン好きという事もあって、
ラドンの空中戦の迫力と格好良さは超圧巻であった。
世界観やストーリーもしっかり練られており、
怪獣バトルを邪魔しない程度に描かれるドラマ部分もちゃんと面白いのも良かった。
ただ、個人的に欲を言えば、人間ドラマ部分はもっとアッサリしていた方が好みだったが。
元祖である日本のゴジラシリーズを意識した演出もたっぷりで、
思わず涙を流すほど熱くなれた。
徹底的なリアリティにこだわって「日本vsゴジラ」を描いたシン・ゴジラも素晴らしかったが、
大怪獣プロレス映画として突き抜けた本作も別の方向性で大傑作。
今後のシリーズ（ゴジラvsキングコング）も楽しみになる最高の出来栄え。
言葉で語るのは無粋。とにかく映画館で大怪獣バトルを目撃すべき！
ちょっと関係ないが、ゴジラの小説の話
本映画とは関係ないが、アニメゴジラの前日譚である小説が存在する。
これが素晴らしく面白いので、ゴジラ好きはぜひ読むべし。
怪獣の出現により人類文明が崩壊していく様子が描かれている。
（アニメゴジラそのものは……SF物が好きなら楽しめると思います。）
どうしてもしたい、ややネタバレの話
※ネタバレ無し……と言いつつ、どうしても1点だけ言及したい事が有るので、
広告の下に「エンドクレジットで流れる曲について」を記載。
本編の内容とは無関係ですが、一応、ちょっとだけネタバレかもしれないので注意。
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※微ネタバレ注意
※エンドクレジットで流れる曲について
これですね。僕が世界で一番か二番に好きなバンド、
SYSTEM OF A DOWNのボーカル、サージ・タンキアンが参加してるんですよ！！
もう本当に「この映画僕のために作ったんじゃないの？」と本気で錯覚するくらい最高でした。
SYSTEM OF A DOWNが好きすぎて、
このバンドのベーシストが使ってたサンバーストのサンダーバード買ったくらいでしてね……。
（サンダーバードくっそ使いづらいので、今はもう手放しちゃいましたが。）
以上。
