■総評（GOOD)
・魅力的なキャラクターと俳優達
・練りに練られた脚本。超上質なミステリー。
■総評（BAD)
・情報量が多く、1本の映画としてはやや忙しすぎる展開
シンプルでありながら複雑なストーリー
思い切り矛盾した事を言っているが、
シンプルなストーリーを工夫して複雑なミステリー・サスペンスに仕上げている
脚本の出来の良さが素晴らしかった。
説明しようとするとネタバレになるので詳しくは言えないが、
「怪しげな洋館で発生した殺人事件を探偵が解決する」という使い古された展開で、
これ程までに面白い映画を作る事がまだ出来るのか！という驚きが有り楽しかった。
ただ、登場人物の多さも有り、
情報を追うのが大変で1本の映画としてはちょっと詰め込み過ぎかな？という印象もあった。
洋画を見慣れていない人にはちょっと優しくない作品かもしれない。
とにかくキャラクターが魅力的
登場人物がみな個性的で、俳優のハマり具合も素晴らしく、
単純にキャラクターの魅力だけでも十分に楽しめた。
特にキャプテン・アメリカで「清く正しいヒーロー」を長年演じたクリス・エヴァンスが、
表情を見ただけで「コイツ嫌な奴だなぁ！」と思える人物を演じていたのが凄かった。
続編が決定しているようだが、
これ程までに魅力的なキャラクターを用意した映画の続編で、
1作目を超える事が出来るのか？と不安になる程だった。
ミステリー、サスペンス好きには絶対にお勧めしたい傑作。
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