■総評(GOOD)
・平凡な過程とマルチバースの組み合わせの発想が面白い
・ぶっ飛んだ映像表現が凄い
・話の軸自体は家族愛、人間讃歌で共感できる
■総評(BAD)
・アクションシーンが平凡で見応えがない
・どストレートな下ネタが浮いており見ていてしんどい
・あまりに話があちこちに飛びすぎてとっ散らかっている印象
「平凡なおばさんが平行世界の自分の力を借りながら世界の危機と戦う」
という出落ちのようなネタ。
スケールはかなり壮大だが、別世界の夫と協力しながら、闇落ちした別世界の娘と戦うという流れ。
結局の所やっているのは「親子喧嘩」であり、ストーリーの軸自体は意外とシンプル。
現代世界とマルチバースを舞台にしたスター・ウォーズのようなお話だ。
良くも悪くも平行世界を活かした表現がたっぷりで、
すげぇ!と思える斬新なシーンも有れば、シュール過ぎて冷めてしまうシーンも有る。
アライグマ料理人や指ソーセージの世界は意味不明すぎて、ただただ困惑するばかり。
母と娘が石になっているシーンも、
発想は面白いけど「映画として面白かったか?」と言われると「NO」である。
下ネタがきつすぎて「見るのやめようかな……」と思うほど冷めてしまう事もあり、
全体的には正直言って「自分には合わない」と思える作品であった。
壮大なスケールで要所要所でアクションも有るが、
最終的には母と娘の口喧嘩、お説教が長々と続くのもダルかった。
そこは映像表現でバリバリアクションしながら喧嘩しろよ!と。
加点方式で良かった所を足していくと結構高い点数になるが、
でも映画として見ると素直に「面白かった」とは言えない、評価の難しい作品だ。
しかし、強烈な印象で長く記憶に残る作品なのは間違いない。