■総評(GOOD)
・全力で戦争映画とゾンビ映画両方を描いている
・オープニングの空挺部隊突入シーンはプライベートライアンに匹敵する迫力
・後半のボンクラB級ゾンビ映画な感じも最高
・こういうのを見たかったんだよ!というシーンが満載
■総評(BAD)
・中弛みを感じて、やや退屈さも有る
・人によってはありきたりで物足りないと感じるかも
ナチスの秘密基地に潜入したらそこではゾンビの研究をしており……
という、何番煎じなのか分からない設定では有る。
が、序盤の「戦争映画」と後半の「ゾンビ映画」両方を全力で作っており、
その落差から得られるドライヴ感が最高であった。
オープニングの空挺部隊の突入シーンは
「プライベートライアンの空版」と言って良い程の素晴らしい出来で、
ここを見るだけでも価値が有ると思えるほど。
後半のゾンビ描写も一切手を抜かない本気っぷりで、
まさに「一度で二度美味しい」映画だった。
ただ、中弛みが有るのと、人によっては
「戦争映画としてもゾンビ映画としても中途半端」
とも感じるかもしれない。
正直、僕も途中から、
「オープニングのシーンで予算使いすぎちゃったのかな?」
と思いながら見ていたのは事実。
しかし、「そうそう!こういうのを見たかったんだよ!」というシーンの目白押しであり、
「こういう映画が好き」な人にとってはたまらない作品だ。