■総評(GOOD)
・最高のストーリー
・最高のキャラクター
・最高のアクション
・最高のギャグ
・最高の音楽
・アニメとしての新しい表現
■総評(BAD)
・ある程度スパイダーマン作品を見ていないと十分には楽しめないと思われる
もう、とにかく、素晴らしい映画だった。
各キャラクターの紹介のスムーズさ、濃密なストーリー、
魅力的なキャラクター、格好良い音楽、アニメならではの凄まじいアクション、
どこをとっても最高で、ハチャメチャに面白かった。
「なんでもアリ」ですっごい馬鹿馬鹿しいのに人間ドラマもしっかり描いてて、
アクションシーンも豊富で、一体この情報量をどうやって1本の映画にまとめたのか、
見終わってしばらく経った今も理解できない……!
敵のフィクス(キングピン)のキャラクター性も、
わずかな表現でしっかり描いてるんだから見事という他ない。
そして何よりすごいのが、アニメとしての表現。
文章でいくら言っても伝わらないだろうが、
「コミックがそのまま動いている!」という感動。
しかも、全く画風の違う複数のキャラクターが同時に動いているという、
見ていて脳みそがオーバーヒートしそうな、奇跡のような演出が凄まじい。
そりゃあアカデミー賞で長編アニメ賞取るわな、と納得せざるを得ない大傑作。
スタッフロールもオマケ映像も工夫満点で最後まで最高に笑えて、
本当に素晴らしい映画を見てれ大満足。