艦これが行ったリアルイベント、
艦これサーカス(深海大サーカス)を見に行って、
マッドマックス:怒りのデスロードを思い出した話。
イベントの背景について
まず、知らない人の為に「艦隊これくしょん」について簡単に説明すると、
『プレイヤー(ゲーム中では「提督」という位置付け)は航空母艦・戦艦・巡洋艦・駆逐艦・潜水艦などの艦艇(軍艦)が女性に擬人化された「艦娘(かんむす)」と呼ばれるキャラクターを集め、1艦隊につき最大6隻編成し、敵と戦闘して勝利を目指す。ゲームシステムは、カードゲームとシミュレーションゲームを合わせたものになっている。』
という物である(Wikipediaから引用)。
で、このゲームの運営は、近年リアルでのイベントにとても力を入れている。
アイススケートショーを開いて伊藤みどりや無良崇人を呼んだり、
JAZZコンサートを開いてX JAPANのToshlを呼んだりしている。
多分、運営の中の人が好きな人を呼んでいるんだと思う。
そしてサーカスへ
そして、今回はサーカスを開催した。
鑑賞した感想としては、ミュージカル寄りのサーカスといった印象であったが、
これがもうとにかく面白かった。
「艦これ」要素の良さは、他に感想を書いている方が大勢いると思うので、割愛。
気になる人はググって欲しい。
とにかくエンターテイメントとして素晴らしく面白くて、
艦これを全然知らない人でも楽しめただろうな、と思う。
ステージを所狭しと駆け回るインラインスケート隊、
布を使って登ったり降りたりよく分からん動きをする人達、
なんか良く分からん機材の中でなんかよく分からん動きをしてとにかくスゲー人達。
とにかく何もかもが演出過剰でカオスなのだ。
更に、常に2~3箇所で同時に何かしらアクションが起こっており、
脳が情報処理能力の限界を超えてオーバーヒートしてしまうこの感じ。
何かを思い出す。
そうだ、マッドマックス:怒りのデスロードだ。
艦これ:怒りのデスロード
マッドマックス:怒りのデスロードを見た人なら、非常に分かりやすい例えだと思う。
「艦これ」を題材に「舞台で怒りのデスロードをやっている」という感じだ。
実際、怒りのデスロードの棒高跳び舞台について、
ジョージ・ミラー監督は「サーカスで見て映画に取り入れた」と語っている。
音楽と照明、人間の肉体の躍動感、訳が分からんがなんか凄い演出の数々。
艦娘(第6駆逐隊)のコスプレをしたサーカスの人が凄い勢いでバク転をしたりするシュールさ。
畳み掛ける情報の洪水を浴びて得られる快感。
「見るジェットコースター」と言えるような最高の体験を、生で鑑賞出来た。
怒りのデスロードの迫力、カオス感、シュールさは、きっとサーカスから強い影響を受けていると思う。
艦これ運営、本当にありがとう!
今まで知らなかったサーカスやミュージカルの楽しさを理解できたよ!