椅子と椅子の間から観る

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【2018年】ベスト映画TOP10

僕が今年見た映画で面白かった映画TOP10+αを紹介。

 

2017年のTOP10は以下記事

【個人的】2017年の映画TOP10【ランキング】 - 椅子と椅子の間から観る

 

そして今年のTOP10は以下!

 

1位:サーチ
2位:インクレディブル・ファミリー
3位:ピーターラビット
4位:カメラを止めるな!
5位:スリー・ビルボード
6位:ボヘミアン・ラプソディ
7位:ミッション・インポッシブル:フォールアウト
8位:ドラゴンボール超ブロリー
9位:デッドプール2
10位:グレイテスト・ショーマン

特別枠:アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー

特別枠:バーフバリ:王の凱旋

 

以下、各作品の簡単な感想。

 

 

TOP10と言いつつ特別枠の2つ

 

アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー

面白いとかどうとか以上に「映画史における大事件」とも言えるような作品で、

本来なら1位に選びたいところ。

だが、次回作の内容によって本作への評価も大きく変わりそうなので、特別枠。

 

今後、1本見ただけでは評価不能な映画が増えそうなのは不安。

 

■バーフバリ:王の凱旋

2017年の映画だが、僕が見たのが今年なので特別枠。

とんでもないアクションは勿論、ドラマパートも凄く面白かった。

会話シーンも一々大げさな演技と演出でツボに入って最高に笑えた。

 

TOP10

 

■10位 グレイテスト・ショーマン

ミュージカル映画は苦手なんだけど、この作品は凄く楽しめた。

ミュージカル映画というと恋愛とか悲劇とかが多いけれど、

この映画はただただ「ショー」としての楽しさを追求していたからだと思う。

 

■9位 デッドプール2

本編の面白さは勿論、おまけシーンが良い意味でズルすぎる。

そんなの笑うに決まってんじゃん!

 

■8位 ドラゴンボール超ブロリー

ドラゴンボール映画史上1位なのは勿論、

歴代のアクションアニメの中でも1位と思えるほどの大傑作。

 

ドラマパートも面白かったし、新キャラのチライも凄く魅力的。

フリーザがどうしようもないクズのままというのも素晴らしい。

 

■7位 ミッション・インポッシブル:フォールアウト

ここへ来てミッション・インポッシブルシリーズ最高傑作が生まれた!

常識外のとんでもないアクションは勿論、

トム・クルーズがただ全力疾走してるだけでも面白いんだから凄い。

 

■6位 ボヘミアン・ラプソディ

元々QUEENが大好きだという色眼鏡を外してみても、

この手の実在の歌手・バンドを描いた映画の中では間違いなく最高傑作だと思う。

 

広島で応援上映会に行ったものの、

あまり客が入ってなくてイマイチ盛り上がってなかったのだけが残念。

 

■5位 スリー・ビルボード

ストーリーの進行とともに主人公が切り替わっていき、

それぞれの視点から感じる印象が移り変わっていく構成が凄く面白かった。

 

話がどう転ぶか分からない緊張感が抜群。

 

■4位 カメラを止めるな!

散々話題になったので説明不要か。

予告編すら見ずに、「ゾンビ映画?らしい?」くらいの知識だけで見に行って大正解だった。

 

見終わってから予告編を確認したけど、あの予告編は本当に駄目だと思う。

口コミに任せるのみで良かったんじゃないかなあ、実際に口コミで大ヒットしたわけだし。

 

■3位 ピーター・ラビット

これは思わぬ拾い物だった。

アクション映画としてのクオリティがめちゃくちゃ高いし、

人間ドラマとしても素晴らしい出来栄えの作品。

 

音楽のセンスも抜群に良かった。

 

■2位 インクレディブル・ファミリー

前作から長い時間が経ち期待値が上がりすぎていたけど、

見事な正当進化を遂げていて期待以上の面白さだった。

 

ヒーローアクション物として古今東西で1,2を争う程の出来だと思うし、

ファミリードラマとしても凄く楽しめた。

 

ピーター・ラビットと合わせて「誰にでもオススメできる」名作。

 

■1位 サーチ

パソコンの画面上だけで物語が展開するという斬新さと、

その斬新さだけで終わらない、構成の巧みさが最高。

 

話が2転3転し、「一体どうなってしまうんだ…。」という緊張感から、

「そういう事だったのか!」という爽快感が抜群。

 

映画の表現の幅はまだまだ有るんだな!と思えたのも良かった。

 

総評

僕にしては「趣味が偏っておらず、誰にでもオススメできる」作品が多かったと思う。

変に奇抜さを狙わず、「王道」な面白さを追求し、かつ、それで最高に面白い物ばかりだった。

 

デッドプール2ですら家族愛・友情といったテーマが本筋になっているし、

カメラを止めるな!も実はかなり王道ど真ん中な作りだと感じた。

 

TOP10圏外の作品でも

・パシフィックリム2

ジュマンジ

ランペイジ

ザ・プレデター

・MEG

・ヴェノム

等など、王道で往年の名作のような風格を感じる作りであったり、

「面白ければ細けぇ事は良いんだよ!」という気概を感じる作品が多かった。

 

1位に選んだサーチにしても、

パソコンの画面上だけで展開するという一発ネタが上手く機能しつつ、

サスペンス映画として王道な面白さが有ったのが良かった。

 

この「王道」らしさを感じる作品が多く出ているのは、

僕の感覚だけではなく、何かしら理由が有って流れが出来ているのでは、と思う。

(その理由が何かは分からないけれど。)

 

ともかく、今年も面白い映画をたくさん見れて良かった。