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【感想・ストーリー解説】マーベル ホワット・イフ 1~9話【ネタバレ有り】

10年以上に渡って展開してきたマーベル・シネマティック・ユニバース

 

その中で「もしも、あの時ああなったら?」という、

「ifな展開」を描くホワット・イフシリーズがディズニープラスで配信開始された。

 

アニメではあるが、かなり実写的な表現で、

3Dアニメーションだがそれも違和感なく自然に楽しめた。

 

アメリカのアニメというと、日本と比べると質が低いことが多い印象だが、

この作品に限って言えば

多くの日本の3Dアニメーションより断然クオリティが高いと思った。

 

 

第1話

映画でいうと「キャプテン・アメリカ:ファーストアベンジャー」のifを描いた話。

 

事故でスティーブ・ロジャーズがキャプテン・アメリカにならず、

代わりにペギー・カーターがキャプテン・カーターとなり活躍する。

 

ヒドラからキューブを奪還し、

ハワード・スターク(トニーの父親)がそれを利用して、

アイアンマンのような兵器「ヒドラ・スタンパー」を開発。

 

ティーブがヒドラ・スタンパーに搭乗し、

キャプテン・カーターと共にヒドラと戦うようになる。

 

ちなみに、ヒドラに囚われたバッキーも救出され、

ウィンター・ソルジャーが生まれる事もなくなる。

 

で、ヒドラとの戦いの中でキャプテン・カーターは異次元に繋がる扉に巻き込まれ、

70年後にワープしてニック・フューリー(とホークアイ)に出会って一話目終了。

 

「このペギー・カーターの選択で多くの運命が変わる」との事で、

今後の「if」がどうなるか楽しみ。

 

第2話

MCUでいうと「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の一作目。

本来はピーター・クイルがラヴェジャーズに誘拐されるはずだったのに、

間違ってティ・チャラ(後のブラックパンサー)を誘拐してしまう。

 

ティ・チャラがスター・ロードとなり、

名の知られてなかったピーター・クイルのスター・ロードとは違って大人気。

 

なんとサノスもティ・チャラに説得されてラヴェジャーズの一員になっている。

ネビュラもサノスと共にラヴェジャーズとして活動。

(ガモーラは出てこない。)

 

サノスの代わりにコレクターが銀河の支配者となっており、

そのコレクターが保管している宝を奪いに行くのが今回の話。

 

なんやかんや有ったもののラヴェジャーズのメンバーは無事脱出、

コレクターは自身が捕獲していた人達に囲まれておそらく死亡。

 

地球で普通の人間として暮らしていたピーター・クイルは、

大人になってから父親であるエゴと再会し、

エゴに洗脳されて銀河の敵になるっぽい描写が有って終了。

 

ボンクラなピーター・クイルと違って、

カリスマ性あふれるティ・チャラがスター・ロードとして大活躍&大人気なのが面白かった。

 

もしこのホワット・イフがマルチバースとしてMCU本編に関わってくるなら、

本来はガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2で死亡したはずのエゴが強力な敵として関わってきそうだ。

 

第3話

箸休め的な回だったな、という印象。

 

アイアンマン、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホーク・アイと、

キャップを除いたオリジナルのアベンジャーズメンバーが次々と暗殺される。

 

犯人は、初代アントマンであるハンク・ピム。

この世界では娘のホープ(と妻のジャネット)がシールドの任務中に死亡したようで、

それを恨んだハンクがアベンジャーズ計画の対象者を殺しまわっていたのだ。

 

MCUオリジナルの世界でハンクは妻が死んだ(と思われた)時点でシールドを去っていた。

この世界では、ハンクがシールドに留まった事で分岐が発生したのかもしれない。

 

フューリーはソーを殺された事で地球に乗り込んできたロキと手を組み、

ハンク・ピムを倒して事件解決。

(この世界ではソーが死んだ事で、ロキがアスガルドの王になっているようだ。)

 

が、ロキは「私が地球の王になる!」と言い出しちゃう。

 

フューリーはキャプテン・マーベル(と氷漬けのキャプテン・アメリカ)を中心に、

別のアベンジャーズ計画を進めようとする所で終了。

 

1話目ではキャップが生まれず氷漬けにもならず、

キャプテン・カーターが誕生する話だった。

 

となると、どうやらこの「ホワット・イフ」は、

各話で異なる世界が描かれる場合もあるようだ。

 

「ホワット・イフ」内で異なる世界のキャラが同時に登場する事も、

今後有るかもしれない。

 

第4話

MCUでは映画「ドクター・ストレンジ」のifのお話。

 

オリジナルではストレンジは事故で腕に大怪我を負うが、

この世界では恋人を失ってしまう。

 

そしてオリジナルと同様ストレンジは世界をさまよい魔術と出会い、

一流の魔術師に成長する。

 

が、失った恋人を忘れることができず、

アガモットの目(タイムストーン)を利用してタイムトラベルを実行。

恋人を助けようとするも、何度タイムトラベルを繰り返しても恋人は死んでしまう。

 

そこにエンシェント・ワンが現れ、

恋人の死は時間の絶対点で覆すことが出来ない、

もし覆そうとすれば世界が滅んでしまうと告げる。

 

それでも諦めなかったストレンジは魔力を上げるため、

魔物を召喚しては吸収してもはや人ならざる生き物になってしまう。

 

しかし、実はエンシェント・ワンは世界を救うため、

ストレンジと時間軸を二つに分けて正義のストレンジと悪のストレンジに分けていた。

(魔物を取り込んだのが、悪のストレンジ。)

 

正義のストレンジと悪のストレンジが戦うが、悪のストレンジが勝利。

正義のストレンジをも吸収した悪のストレンジは、恋人の救出を実行。

 

成功したに思えたが、その影響で世界の崩壊が始まってしまう。

 

そこに世界を観測する「ウォッチャー」が現れる。

ストレンジはウォッチャーに世界を救ってくれと頼むが、

ウォッチャーは干渉する事は出来ないと拒否。

 

この世界が滅んでしまい、4話目は終了という、救いようのない話であった。

 

もしかすると、この強大な力を得た悪ストレンジが、

MCU本編にも影響を与えるかもしれない……?

 

第5話

MCUの映画では、インフィニティウォー~アントマン2辺りが舞台。

 

地球に転送されたブルース・バナーは、

アベンジャーズ含め世界中の人間がゾンビになっている事態に遭遇。

 

シールドの基地が有った場所で特効薬が開発されていたと聞き、

ホープ(ワスプ)、スパイダーマン、ハッピー・ホーガン、

バッキー、シャロン・カーター、オコエ等の生き残りと旅をする。

 

ゾンビウイルスの蔓延は、

ハンク・ピム博士が量子世界に妻を助けに行った事が原因であった。

量子世界に取り残された妻が、ゾンビウイルスに感染していたのだ。

 

アベンジャーズもゾンビ化したハンク・ピム(がミニサイズになった姿)に噛まれ、

あえなくゾンビ化していたのだ。

 

……3話に続いて、またハンク・ピムがやらかしてるじゃねーか!

小さくなる能力ってやっぱすげぇ怖いな!

 

量子世界もエンドゲームのタイムスリップに今回のゾンビウイルスと、

便利過ぎる設定をぶっ込めるので脚本家にはありがたい存在だなあとか思ったり。

 

で、なんやかんやあってシールドの基地に到着。

そこではヴィジョンが自らが持つマインドストーンを利用し、

ゾンビ化を解除する仕組みを開発していた。

 

機材が足りないためそれをワカンダに持ち帰り全世界に発信する事になったが、

ゾンビ化していたワンダが暴走。

 

ヴィジョンのマインドストーンは強力な力を持つワンダには通用しなかった為、

ヴィジョンは仕方なく餌として人間をワンダに与えていたのだ……。

 

ワンダ&ヴィジョンに続いて、やっぱこいつら二人もとんでもねーな!

 

ヴィジョンは自爆、ハルクがワンダを抑えている間に脱出し、ワカンダに到着。

ゾンビ解除装置を起動させてハッピーエンドになるはずだ。

 

と思われたが、

しかし、ゾンビ化したサノスが指パッチンを発動しようとしていた……。

という所で終了。

 

5話に続いて救いのない終わり方である。

 

とは言え、

映画オタクのスパイディがその知識で生き延びようとしたり、

首だけになって生き延びてたスコット・ラング(アントマン)が

ストレンジのマントを利用して動き回ったり、

バッキーvsゾンビ化キャップがあったり、とネタ満載で楽しい回であった。

 

第6話

MCUの映画で言うとアイアンマン1とブラックパンサーが舞台。

 

アイアンマン1でトニーが襲われた際に、

米軍特殊部隊に居たキルモンガーがトニーを救出。

 

ヴィブラニウムを使って戦闘用ドローンを量産する、

という計画をトニーとキルモンガーで立ち上げる。

 

ヴィブラニウムを手に入れるため、

エイジ・オブ・ウルトロンでもヴィブラニウムの闇商人をしていた

ユリシーズ・クロウと米軍(を代表したローディ)が接触

 

キルモンガーはわざとその情報をワカンダに流しており、

駆けつけたティ・チャラ(ブラック・パンサー)を殺害。

その際にローディ(ウォーマシン)も殺害。

 

それらを米軍とワカンダの戦闘の結果と偽装する。

 

が、ジャービスを利用して監視していたトニーに真相がバレる。

キルモンガーはトニーも殺害して真相を闇に葬る。

 

さらにキルモンガーはユシリーズ・クロウも殺害し、

その遺体をワカンダへの忠誠を示す手土産としてワカンダに潜入。

 

ドローン軍団とワカンダの戦争を自作自演し、ドローン軍団を壊滅させ、

ワカンダの信頼を得て次代のブラック・パンサーとなる。

 

しかしティ・チャラの妹であるシュリが持ち前の才能を発揮し、

キルモンガーの暗躍を知る。

 

戦争状態に陥る米軍とワカンダを止めるため、

シュリとペッパー・ポッツが手を組む事を決める……

 

という所で第6話が終了。

 

「アイアンマンというヒーローが生まれず、

キルモンガーという悪が退治されることなく育ってしまう。」

「しかし、それでも新たなヒーローが誕生する!」

 

という話ではあるが、

中途半端な所で終わったなあというガッカリ感が否めない。

 

5話もそうだったが、色々詰め込みすぎて、

アニメ1話で収集をつけるのが無理で尻すぼみになっているという印象。

 

途中までのワクワク感は最高なのでちょっと勿体ない。

 

しかし、キルモンガーはやっぱり魅力的なキャラクターだ。

ブラック・パンサーでもティ・チャラよりキルモンガーの方が好きだったので、

再びキルモンガーの活躍を見れたのは嬉しい。

 

第7話

MCUの映画では、マイティ・ソーにあたるお話。

 

オーディンがロキを引き取らず、ソーが一人っ子だったら?

というif。

 

突き抜けたお馬鹿でお調子者に育ったソーは、

地球にきてひたすらパーティーを開いては楽しむ生活を送る。

 

ソーの仲間たちは勿論、

(ピーター・クイルを除いた)ガーディアンズやラヴェジャーズ、

ソー:ラグナロクで登場した炎の巨人スルトグランドマスター達、

といった豪華メンバーがひたすらパーティーを開いて大騒ぎ。

 

強力な力を持った奴らが大騒ぎするので、それだけで地球の被害は甚大。

 

ソーを追い出すため、シールドはキャプテン・マーベルを呼び出す。

 

ソーとマーベルの頂上決戦でド派手なバトルを繰り広げるも決着がつかず。

 

そこで、ソーの恋人であるジェーンが、

ヘイムダル経由でソーの母親フリッガに連絡を取って地球に来てもらう事に。

 

それを知ったソーは大慌てで散らかし放題にした地球をお掃除。

何とかごまかして母の怒りから逃れてハッピーエンド。

 

……と思いきや、

インフィニティ・ストーンを集めたヴィジョンのようなキャラクターが現れて、

何やら大ピンチ?

 

という所で終了。

 

エイジ・オブ・ウルトロンではウルトロンが新しい体を手に入れるのに失敗し、

それがヴィジョンとなった。

 

しかし、おそらくこの世界ではソーが遊び放題だったせいで、

ウルトロンが新しい体を手に入れて超強力なヴィランになってしまったのだろう。

 

今回の見どころは、ソーとロキの関係性にあったと思う。

実親に育てられたロキはソーと友人関係になっており、

仲の良いパリピフレンズといった感じ。

 

しかし、それはあくまで「悪友として仲が良い」というだけであり、

ソーがピンチになるとロキはあっさりと逃げ出してしまった。

 

本来の兄弟の関係であれば、ロキはここで逃げ出したりせず、

むしろ積極的にソーの邪魔をしていた事だろう。

 

第8話

これまでのMCUシリーズには置き換えると、

一応はエイジ・オブ・ウルトロンが始まり。

 

7話のラストで登場したのはやはり究極の体を手に入れたウルトロンで、

ウルトロンがアベンジャーズに勝利した場合のお話。

 

ヴィジョンが誕生せず新たな肉体を手に入れたウルトロンは、

クリント・バートンとナターシャ・ロマノフ以外のアベンジャーズを殺害。

 

世界中の核ミサイルを発射させ、地球文明を崩壊させる。

 

生き残ったクリントとナターシャは、

ウルトロンを倒しうる秘策を手に入れる為世界中を回る。

 

ウルトロンはサノスをも倒し、全てのインフィニティ・ストーンを手に入れる。

 

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやソーで出てきた宇宙文明全てを崩壊させ、

キャプテン・マーベルをも殺害。

 

更には「別の宇宙」とウォッチャーの存在にも気づく。

 

ウルトロンはウォッチャーが存在する空間へ強襲をかける。

全宇宙をただ見ているだけのウォッチャーに対し、

ウルトロンは積極的に介入して平和をもたらすべきだと主張。

 

二人の意見は平行線で、戦闘に発展。

 

一方、クリントとナターシャは、

ウルトロンを打倒できる可能性のある、とある古いAIを発見。

 

その古いAIとは、キャプテン・アメリカシリーズに登場していたゾラ博士。

ウィンター・ソルジャーの時点でもゾラ博士はコンピュータに自分の意識を移していた。

 

そのAIゾラをウルトロンの生んだ兵士を経由して、

ウルトロンに送り込んで倒そうという作戦。

 

しかし、ウルトロンが圏外という事で作戦の実行が出来ない。

ゾラ博士の説明によると、ウルトロン兵士は今いる宇宙内でしか通信が出来ず、

別の宇宙に居るウルトロンへは通信が届かないとの事。

 

ウルトロンはウォッチャーと戦闘中で別の宇宙にいるのが原因である。

 

ウルトロンとウォッチャーは多次元をまたにかけた激戦を繰り広げるが、

ウォッチャーはウルトロンに敵わず逃走。

 

そこへなんと、第4話で登場していたストレンジが姿を現す。

 

このストレンジは強大な力を得た余りに自分の宇宙を滅ぼしてしまっていた。

ストレンジは、再びウォッチャーへ協力を持ちかける。

 

第4話ではウォッチャーはストレンジの頼みに「干渉は出来ない」と拒否したが、

ウルトロンが多次元宇宙への干渉を始めようとしている今、

非干渉の信念を破ってストレンジとの共闘を決める。

 

……という所で終了。

 

アベンジャーズに勝利したウルトロンが、

ウォッチャーの元へ辿り着くという衝撃展開。

 

4話のストレンジも再登場し、マルチバース展開が本格的に広がっている。

 

ドラマ「ロキ」もそうだったが、

これらのマルチバースは本編にも影響を与えそうだ。

 

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホームの予告編で、

ストレンジがやらかしてマルチバースに繋がってしまうという展開が話題になった。

 

しかし、予告編で見れるあのストレンジの行動はいかにも不自然。

やはり、このホワット・イフ...シリーズが影響しているのだろうか?

 

シーズン1は全9話なので、次回が最終回。

この衝撃展開がどう決着を見せるのか、楽しみだ。

 

多分、今までのシリーズからしても、

「続きは次のシリーズで!」とふわっとした終わり方になりそうだが……。

 

第9話

ストレンジと協力する事を選んだウォッチャーはウルトロンに対抗するために、

これまでのシリーズで出てきたキャラクター達をスカウトしていく。

 

チーム名はガーディアンズ・オブ・マルチユニバース」!

 

ソーだけほとんどキャラクター性も立場も変わって無くない?

というのはご愛敬。

 

最終決戦の地は、ウルトロンが生まれた宇宙の地球。

生き残っていたナターシャも加え戦闘が始まる。

 

(……ちなみに地球の中でも日本が舞台になっているが、

文明が崩壊した後なので、注意深く見ないと日本と気づかない程度なのが残念。)

 

皆で協力してウルトロンからインフィニティストーンを奪い、破壊しようとする。

 

その中でストレンジがゾンビ軍団を呼び寄せて、

ゾンビ化したスカーレット・ウィッチでウルトロンを足止めしたりする。

 

しかし健闘虚しく、インフィニティ・ストーンの破壊は失敗。

 

乱戦の中、ナターシャがAIゾラ博士が入っている矢を拾う。

 

それをキャプテン・カーターと協力してウルトロンに突き刺し、

AIゾラ博士がウルトロンを乗っ取って制圧完了。

(キャプテン・カーターは自分の世界でナターシャと友情を築いており、

別宇宙のナターシャともすぐに打ち解けている描写が有り。)

 

しかしキルモンガーがウルトロンスーツとインフィニティ・ストーンを奪い、

その力を使って全ての宇宙を元に戻すと言う。

(キルモンガーは元の宇宙でシュリとペッパー・ポッツに追い詰めらていたので、

自分の思い通りの宇宙に直すという意図も有ったかも?)

 

それに対しAIゾラ博士は「そのスーツと石は私の物だ」と奪い合いを始める。

 

AIゾラ博士が裏切るのは当然の帰結なのに何も対策してなかったのかよ!

と思うが、二人が争っている所にウォッチャーとストレンジが介入。

二人を異次元のような場所に閉じ込めてしまう。

 

ウォッチャーは二人を閉じ込めた空間の監視をストレンジに依頼、

ストレンジもそれを了承する。

 

集められたガーディアンズ・オブ・マルチユニバースのメンバーは、

それぞれ自分の宇宙に帰還する。

 

自分の宇宙を滅ぼされたナターシャは帰還を拒み、

ウォッチャーの計らいで「ナターシャを失った別の宇宙」に送ってもらう。

(どうやら、ナターシャが死んだ事でロキが優勢になったアベンジャーズ1作目辺りの時間軸の模様。)

 

また、キャプテン・カーターはスティーブが乗っていると思われるヒドラ・スタンパーを発見。

 

悪の道を突き進んだキルモンガーと、

道を誤ったストレンジ以外はハッピーエンドで終了。

 

次シリーズに残すような要素も感じられず、意外と綺麗に終了した。

 

しかしホワット・イフでの出来事がマルチユニバースに影響なしとは思えないので、

今後のシリーズで何かしら関連してくるのを期待したい。